なぜ、パーソナルカラーや骨格診断で綺麗になれないのか

今や、すっかりおなじみになったパーソナルカラーや骨格診断。

ファッション雑誌で良く企画を見かけるし、診断とコラボした服も売られていますよね。

これだけ普及すれば、世の中は、さぞ綺麗な女性であふれていることでしょう。

なのに、何か違う、やっぱり自信がない、という方が多いのはなぜ?

3つ理由があります。

パーソナルカラーと骨格診断のイメージの方向性が、合ってないから

例えば、パーソナルカラーがサマータイプの方。サマータイプだと、涼しげで爽やか、上品なイメージですよね。この方が骨格診断でナチュラルタイプだとしたら、どうします?

涼しげな色で、ナチュラルタイプのざっくりした、ボリューム感あるデザインの服ってなかなかないと思います。

色の上品なイメージと、形のナチュラルなイメージが合わないからです。

色の持つイメージ、形の持つイメージが合っていないと、うまく服を選べないどころか、そもそもそんな服が売ってないのです。

外見のイメージと、なりたいイメージが別人レベルでかけ離れているから

これは、皆さんご存じのとおり。誰も別人になることはできません。

例えば、素朴で華奢な女性が、叶姉妹のようにゴージャスなイメージになりたいと思っても、それは無理がある。ゴージャスなイメージを演じられたとしても、素の自分とかけ離れているから、ずっと維持することはできない。

理想に近づけることはできますが、別人になろうとすると失敗します。

自分の素材をいかすことが大事です。

これからこうしていきたい、という意志が欠けているから

一番大切な理由です。 

形やテクニックだけうまくなったとしても、本人の気持ちが伴っていなければ何の意味もありません。

服が変わっても、本人が変わっていないから。

服は服でしかありません。

服が変わっても、本人の価値は変わりません。服が変わっても本人はバージョンアップしません。(これ何回も言ってるかも(笑))

具体的にどういう生き方をしたいから、こういうイメージになりたいという目的がないと意味がないんです。

ちょうど8年前、私はパーソナルカラー診断と骨格診断を受けました。結果は、パーソナルカラーはサマータイプで、骨格診断はウェーブタイプ(ややストレート要素あり)でした。

その頃、私は30代でバツイチで、職場は自分より綺麗な人やかわいい人ばかり。20代の時に着ていた、ヒラヒラした服は似合わなくなった。どうしようと思っていました。

だけど、診断の考え方を知ったことで、ないものねだりではなくて、自分の持っているものをいかして組み合わせていけばいいんだ、と気づけました。

診断結果そのものより、気持ちが変わったことの方が重要です。

気持ちが自己否定から自己肯定に変わったから、その後、婚活に前向きになりました。そして、今の夫と結婚したのです。

気持ちが、「よし、私は大丈夫!婚活しよう!サマータイプの上品なイメージをいかして、今度のお出かけはこのコーディネートにしよう!」になりました。

この「!」が出てくるぐらいの本人のテンションがないと効果がないです。着せ替え人形ではなく、こうしたいという意志が必要なんです。それがないと、人には覇気のなさや自信のなさが伝わり、魅力的に見えません。

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